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大学選びは「その先」も大切 ―就職データから見る愛知県の大学―
大学を選ぶ際には、偏差値や知名度、学びたい分野など、さまざまな判断材料があります。
その中で、今回は少し視点を変えて、「大学卒業後の就職」という面から愛知県の大学を見てみたいと思います。
大学通信が発表した「2026年有名企業400社実就職率ランキング」を見ると、愛知県の大学の健闘が目につきます。
特に目を引くのが、豊田工業大学が全国1位、名古屋工業大学が全国2位となっていることです。
このランキングは、企業規模や知名度、学生からの人気などを参考に選ばれた「有名企業400社」への実就職率を比較したものです。
もちろん、この数字だけで大学の良し悪しを判断することはできません。しかし、大学卒業後の進路を考える際の一つの参考にはなるでしょう。
愛知県には就職に強い大学が多い
豊田工業大学、名古屋工業大学だけではありません。
愛知県には名古屋大学という東海地方を代表する国立大学があります。また私立大学では、名城大学をはじめ、企業への就職実績に注目したい大学がいくつもあります。
特に愛知県の特徴として考えておきたいのが、製造業の厚みです。
自動車を中心に、機械、電気・電子、素材など、日本を代表する企業やその関連企業が数多く集まっています。
そのため、特に理工系の学生にとっては、
「愛知県の大学で専門分野を学び、東海地方の企業へ就職する」
という進路は非常に現実的な選択肢です。
東京や大阪などの大学へ進学しなければ、大手企業への就職が難しいというわけではありません。
愛知工業大学にも注目
もう一つ興味深いのが、大学通信が発表している「2026年実就職率ランキング」です。
こちらは「有名企業400社」への就職だけを見るものではなく、大学の卒業生・修了者のうち大学院進学者を除いた人数に対して、実際に就職した人の割合を見るものです。
このデータを見ると、愛知工業大学の就職の強さにも注目したくなります。
愛知工業大学は、その名前の通り工学系を中心とする大学で、東海地方の製造業との結びつきも強い大学です。
大学選びでは、どうしても入試難易度や偏差値に目が向きがちですが、
「その大学で何を学べるのか」
「卒業生はどのような企業へ就職しているのか」
「地元企業とのつながりはどうなのか」
といった点も調べてみると、それまでとは違った大学の魅力が見えてきます。
名古屋大学・名古屋工業大学だけではない
愛知県の大学進学を考えるとき、国公立大学であれば名古屋大学や名古屋工業大学、私立大学であれば名城大学などが候補に挙がることが多いと思います。
しかし、就職という視点を加えると、豊田工業大学や愛知工業大学なども非常に興味深い選択肢になります。
特に理系の場合は、「大学の偏差値順」と「自分にとって魅力的な大学の順番」が必ずしも同じになるとは限りません。
学びたい分野、研究内容、大学院への進学、就職先などによって、大学の評価は変わってきます。
地元で学び、地元から社会へ
愛知県や岐阜県の高校生にとって、愛知県の大学へ進学することには、もう一つ大きなメリットがあります。
自宅から通学できる可能性が高いことです。
県外の大学へ進学すれば、授業料だけでなく、家賃や食費、光熱費などの生活費も必要になります。
一方、自宅から通える大学であれば、家庭の経済的な負担をかなり抑えられる場合があります。
そして卒業後の就職まで考えてみると、愛知県には全国的にも有力な企業が数多くあります。
地元の大学で専門性を身につけ、地元の企業で働く。
これは決して消極的な進路選択ではなく、十分に魅力のある選択肢だと思います。
大学合格をゴールにしない
高校生には、大学を「入試の難易度」だけで見ないでほしいと思います。
大学受験は大きな目標ですが、大学合格そのものが最終目的ではありません。
大学で何を学ぶのか。
その知識を生かして、将来どのような仕事をするのか。
そこまで考えて大学を調べてみると、大学選びの基準も少し変わってきます。
今回の就職データを見ると、私たちの身近な愛知県には、卒業後の進路という面からも注目したい大学が数多くあることが分かります。
これから大学を選ぶ高校生には、偏差値だけでなく、**「大学卒業後まで含めた進路」**という視点も持ってもらいたいと思います。
詳しくは下記をご覧ください。

